南海電鉄、なんば駅~今宮戎駅間の高架下で見つけたもの。
ただの柱っぽくも見えないことはないですが、何やら気になりました。
近づいてみると、案内プレートが設置されていました。
案内板の文字を見てみましょう。
ここに展示してあるレールは、1930年に官営八幡製鐡所(現在の新日鐡住金)で製造され、実際に南海電鉄で使用されていたレールです。1930年代とは、髙島屋が出店する南海ビルや難波~天下茶屋間高架複々線ができあがり、より一層なんばが賑わいを増していった時代でもあります。
ということです。
なるほど、実際に南海電鉄で使われていたレールなのですね。
実際にこのレールの上を電車が走っていたというのは、歴史を感じます。そして、古くなって交換したレールを再利用して展示しているのは、街の風景に溶け込んでいます。