さんぽみち

まちあるきの雑記帳

大阪市のミャクミャク様下水道マンホール

2025年大阪・関西万博。会場となる夢洲は元々ゴミ焼却灰などの処理を目的にした人口埋め立て地で、PCBなどの有害物質などの土壌汚染があること。追加工事なども必要ですでに当初予算より大きく膨れる大阪市の支出分がでているという試算になっていること。IR誘致も含めた乱開発や大型交通機関の誘致などで市民生活に影響が出かねないこと、などの不安材料がもたれている。

万博の理念自体は否定するものではないのだろうが、このまま実施してしまうとまずい状況にもなっている。

万博キャラクターもアレなデザイン。4つの最終候補案が出てその中から1つを最終的に選ぶ方式だったが、「ひとつだけネタで紛れ込ませただろ」というのが採用された形になった。ネットでは「コロシテくん」などと物騒な仮称が命名されたが、その後おこなわれたキャラクター名称公募では「ミャクミャク」が正式に採用された。ネット上では「ミャクミャク様」などとネタにされている。

そして2022年12月、万博の機運を持ち上げるためとして、大阪市は市内10ヶ所に、万博キャラクターのコロシテくんミャクミャク様の下水道マンホールを先行設置すると発表した。

大阪市では2023年以降、設置場所を順次増やしていくともしている。大阪府や周辺自治体にも呼びかけて、府営の下水道管や、他市の下水道にも万博デザインのマンホールを設置する構想もあるという。

2022年12月にコロシテくんことミャクミャク様のデザインマンホールが先行設置された場所は、市が公表している。市の資料によると、以下の通り。

 ほか、大阪市の施設2ヶ所(市役所ホール、下水道科学館)、および大阪府の施設5ヶ所でふたの展示がおこなわれている。

大阪駅前南交差点付近の「ミャクミャク様」。

ミャクミャク様マンホール(大阪市北区、大阪駅前)

ミャクミャク様マンホール(大阪市北区、大阪駅前南交差点)